タイムモアC3SとC3S MAXの違い|豆の量・大きさ・保証で選ぶ

購入前の比較。タイムモアC3S、C3S MAXとの違い。豆の量・大きさ・保証で選ぶ。やすけいラボ。

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1回15gほどを挽き、本体を小さく収めたいならC3S。1回25gほどをまとめて挽きたいならC3S MAXが候補です。タイムモアの2機種で迷ったら、普段の1回量から考えましょう。

容量の目安はC3Sが焙煎豆約20g、C3S MAXが約30gです。毎回の量が少ないのに、名前に「MAX」が付く方を選ぶ必要はありません。反対に、まとめて挽きたい量が多いなら、容量の余裕に価値があります。

ここでは、国内正規代理店のブランディングコーヒーが扱うブラックの2機種を比べます。同じ名前でも、販売店や輸入元によって保証の窓口が違う点まで確認しておきましょう。

目次

C3SとC3S MAXは、どんな人に合う?

まず、今使っているレシピの「豆を何g使うか」を見てください。飲み物のできあがり量やカップの数より、ミルに入れる豆の量が選択の出発点です。

普段の使い方最初に見る候補
15gほどで、小ささも重視C3S。小さい本体で対応できる。
25gほどをまとめて挽くC3S MAX。1回量の余裕を優先。
持ち運びを重視軽さはC3S、折りたたみはMAXを検討
1回30g超を入れたいより大きな容量の候補も検討

どちらにも選ぶ理由があります。C3Sは本体の小ささと軽さ、MAXは1回に入れられる量と折りたたみ式ハンドルを重視したいときの候補です。

すでに手元のミルで必要な量を挽けていて、不便もないなら、すぐに買い替える必要はありません。まず「何を変えたいか」を、容量・収納・手入れなどの言葉にしてみてください。

「今のミルよりおいしくなるか」が主な目的なら、この比較の容量や寸法だけでは答えが出ません。その判断に必要な情報は、刃と味の関係で分けて考えます。

国内代理店の2機種を比較する

比較の対象は、TIMEMORE日本正規代理店が取り扱うC3SブラックとC3S MAXブラックです。寸法・重量も同じ販売ルートの公表値で揃えています。

C3SブラックC3S MAXブラック
容量:焙煎豆約20g容量:焙煎豆約30g
寸法:幅52×高さ147mm寸法:幅53×高さ178mm
ハンドル長:159mmハンドル長:161mm
重量:約540g重量:約643g
商品番号:MLB231BK商品番号:MLB241BK
刃:S2C 660 Burrs刃:S2C 660 Burrs

両機種とも、掃除用ブラシ・布製キャリーケース・日本語取扱説明書兼保証書が付属します。C3S MAXは、代理店が折りたたみ式ハンドルのモデルとして案内しています。

C3・C3S・C3S MAXを取り違えない

商品を探すときは、「タイムモア」「C3」までで止めず、商品名の最後まで揃えましょう。C3Sを選んだつもりで、旧モデルのC3や、C2S・C2MAXなど別のモデルをカートへ入れてしまうと、この比較の条件から外れます。

特に、複数のモデルを1つの販売ページで選ぶ商品では、ページの見出しだけでなく、選択中の種類・色・付属品を確認してください。比較表を見て決めた後も、カートに入る品名が同じかを見直すと取り違えを防ぎやすくなります。

MLBから始まる番号は、ここで扱う国内代理店のページに載っている商品番号です。すべての販売店が同じ番号を載せるとは限りません。番号がない販売ページで確かめることは、輸入元と保証書の節にまとめています。

容量は「何杯」ではなく、使う豆のg数で考える

1人分ならC3S、2人分ならMAXでいいんじゃないの?

「1人だからC3S」「2人だからMAX」と、人数だけで決めるのは早計です。同じ1杯でも使う豆の量はレシピで変わるため、いつもの量と公表容量を照らし合わせましょう。

いつもの量が決まっていないなら、ハンドドリップの1杯分の目安をコーヒー粉の量とお湯の量にまとめています。

以下は、容量の選び方を考えるための例です。推奨レシピや実測結果ではありません。

例1:1回に豆15gを使う

15gは、C3Sの公表容量約20gより少ない量です。この条件なら、まずC3Sを候補にし、収納場所や予算を検討できます。

将来たくさん淹れるかもしれない、という理由だけでMAXを選ぶより、普段の使い方を優先した方が、何のために追加費用を払うのかがはっきりします。来客用など、量が増える場面が具体的にあるかも考えてみてください。

例2:1回に豆25gを使う

25gは、C3Sの公表容量約20gを超え、C3S MAXの約30gより少ない量です。これを1回で入れて挽きたいなら、MAXが候補になります。

毎日の必要量が決まっている場合、価格だけで小さい方へ寄せる前に、1回で入れられることをどれだけ重視するか考えましょう。量を分ける使い方でよければ、その手順や1回の上限を購入先に確認してから判断します。

例3:1回に豆30g前後を使う

MAXでも公表容量の目安に近い使い方です。「約30g」と「どんな豆でも30g入る」は同じ意味ではありません。

上限ぎりぎりを前提に選ぶなら、商品名だけで判断せず、普段の豆と必要量で対応できるかを確かめておきましょう。

朝と夜の分を足すかどうかも分けて考える

たとえば、朝15g・夜15gを使うなら、1日の合計は30gです。ただし、朝と夜にそれぞれ挽く使い方なら、選択の基準になる1回量は15gです。

反対に、1回の抽出に25g必要なら、その25gを基準にします。1日の消費量と、1回でミルに入れたい量を分けると、容量の選び間違いを減らせます。

迷うときは、普段の日と量が増える日について、次の2つだけメモしてみてください。

  • 普段の1回量:何gを、いつ挽くか。
  • 量が増える場面:何g必要で、どれくらいの頻度か。

多い日のための余裕を買うのか、普段の小ささを優先するのか。その判断ができれば、容量の大きい方が自分に必要かも見えてきます。

持ち運びは、折りたたみと本体の重さを分けて見る

MAXの折りたたみ式ハンドルは収納時に気になるポイントですが、それだけで「携帯向き」とは決まりません。本体の寸法と重量も一緒に確認しましょう。

公表値を差し引くと、MAXはC3Sより高さが31mm、幅が1mm大きく、重量は約103g増えます。これは仕様の数値から計算した差で、収納状態の実測や、持ち運んだときの感想ではありません。

持ち物の重量を少しでも減らしたいなら、約103g軽いC3Sを優先できます。25gほどの豆を入れる容量が必要なら、その重さを受け入れてMAXを選ぶ、という考え方です。

一方、MAXのハンドルを折りたためることと、本体がC3Sより小さくなることは別です。バッグや引き出しに収めるなら、収納先の内寸を測り、ハンドルを収めた状態で入るかを見ます。

「外で使うから大きい方」「家で使うから小さい方」と用途名で決める必要はありません。持ち出す量・許容できる重さ・片付け先の3つへ置き換えると、自分が譲れない条件を選べます。

握りやすさや収納した状態の寸法は、公表された幅と高さだけでは決められません。そこが購入の決め手なら、店頭の実物や購入先の案内で補う項目です。

同じS2C 660刃でも、味や挽く速さが同じとは限らない

2機種とも、国内代理店の商品説明では刃の名称がS2C 660 Burrsです。ただし、名称が共通だからといって、実際の味・挽く速さ・必要な力まで同じと結論づけることはできません。

「どちらがおいしいか」を決めるには、同じ豆・同じ量・同じ抽出条件などを揃えて比べた結果が必要です。容量の大きさや価格差を、そのまま味の優劣に読み替えないようにしましょう。

容量の大きさから、挽く速さは分からない

一度に入る豆が多いことと、同じ量を短時間で挽けることは別の話です。MAXの約30gという容量から、「C3Sより速い」「手が疲れにくい」とは判断できません。

時間を短くしたいのが購入理由なら、購入先へ「どの豆・何g・どの挽き目で比較したか」を尋ねると、説明を自分の使い方に当てはめやすくなります。秒数だけの紹介では、条件が合っているかまで見てください。

対応する抽出方法は、欲しい挽き目で確認する

ドリップ用に探しているのか、エスプレッソ用にも使いたいのかで、購入前の質問が変わります。特にエスプレッソを主な用途にするなら、「細かく挽ける」という説明だけで決めず、使うマシンで必要な調整ができるかを確認しましょう。

全体の調整段数や、1回転のクリック数を見かけても、別モデルの数値をC3SやMAXへそのまま当てはめないことも大切です。購入する型名の取扱説明書を出発点にしてください。

国内保証を重視するなら、輸入元と保証書を確認する

ブランディングコーヒーが扱う今回の2機種は、同社の正規輸入品として1年保証が案内されています。同社発行の保証書がない商品は保証の対象外で、同社が輸入していない商品の修理・アフターフォローには対応できないとしています。

ここでいう1年保証を、すべてのC3S・C3S MAXに共通する国内保証として考えないでください。

同社は、Amazon・timemore.jp・楽天市場の「TIMEMORE楽天市場店」などで販売されている製品を、中国の会社による越境販売で、同社が輸入した商品ではないと案内しています。

「正規品」と書いてあっても、保証の窓口まで見る

商品ページの「正規品」「日本語説明書付き」という文字だけで、ブランディングコーヒーの保証が受けられると決めるのは避けましょう。販売ページでは、輸入元・保証書の発行元・不具合時の連絡先まで見ます。

別ルートの商品というだけで、偽物と決めつけることもできません。確認したいのは、その販売店の保証を利用するのか、国内代理店の保証を利用できる品を選ぶのか、という違いです。

保証の期間と、返品できる条件は分ける

1年保証があっても、「使ってみて好みに合わなければ1年間返品できる」という意味ではありません。

同代理店の案内では、交換・返品は商品の到着後10日以内に事前の連絡が必要で、使った商品は、使ってから不良とわかった場合を除いて受け付けていません。ほかの店で買う場合も、初期不良・修理・購入者の都合による返品の条件を、それぞれ確認します。

保証書と購入を示す記録は、後から問い合わせるときに確認できるようにしておきましょう。届いた商品が注文したモデルと違う、欠品がある、といった場合は、使い始める前に購入先へ連絡するのがよいでしょう。

価格を比べる前に、同じモデル・保証・送料に揃える

2026年10月時点の国内代理店の表示価格は、C3Sが税込13,090円、C3S MAXが税込16,610円です。商品代金の差は3,520円になります。

この差を払う理由は、自分にとって必要な容量や収納条件にあるか、という視点で考えてください。

配送先によっても支払総額は変わります。同代理店の通販サイトの配送・送料の案内では、通常の注文は沖縄県・離島以外へ税込5,500円以上で送料無料、沖縄県・離島はその金額以上でも別途税込2,200円です。

同代理店の通販サイトでは、メーカー直送品・見積商品・大量発注は別途送料がかかるため、購入時の条件も確認してください。同代理店の楽天市場店の送料は、商品ページで確かめましょう。

別の販売店と比べるときは、商品代金だけでなく、送料・付属品・輸入元・保証の窓口まで揃えます。異なるモデルや保証を同じ商品として並べると、価格差の意味が分からなくなります。

購入前の最後の確認は、次の5点です。

  • 選択中の商品名・色が、希望するC3SまたはC3S MAXのブラックか。
  • 普段の1回量と、量が増える場面のどちらを優先したか。
  • 棚・引き出し・バッグなど、使わないときの収納先に合うか。
  • 使いたい抽出方法に合い、洗える部品・分解できる範囲を購入先に確かめたか。
  • 輸入元・保証書・問い合わせ先・送料込みの金額を確認したか。

手入れは、金属製だから丸洗いできると判断せず、購入した品の説明書に従います。

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