冷たい缶コーヒーを、温かくして飲みたいときもありますよね。でも、缶のまま電子レンジに入れていいのか、迷ってしまいます。
缶コーヒーの温め方と、ペットボトルや紙容器のコーヒーを温めるときの注意をまとめました。メーカーによって違う温度の目安も、分けて見ていきます。
- 缶ごと温めるなら、必ず火を止めた鍋のお湯で湯煎します。サントリーは、必ず中身を別の容器に移して温めるよう案内しています。
- 湯煎の目安は資料で違い、UCC上島珈琲は90℃のお湯で10分前後、サントリーは中身が50〜60度程度になるよう湯温を調整するとしています。
- ペットボトルは、ホット用でも、容器のまま直火・湯煎・電子レンジで温められません(サントリー)。
缶コーヒーの湯煎は何度で何分?
缶のまま温めるには、どうすればいいの?
缶ごと温めるときは、必ず火を止めた鍋のお湯で湯煎します。目安は2社で違い、UCC上島珈琲はお湯の温度と時間(90℃のお湯で10分前後)、サントリーは中身の温度(50〜60度程度になるよう湯温を調整)で示しています。
サントリーは、温めるときは必ず中身を別の容器に移すよう案内したうえで、缶を湯煎する場合は、必ず火を止めた鍋などで湯煎するとしています。


湯煎したあとの缶は熱くなるので、お湯から取り出すときは、やけどに気をつけましょう。
缶は、直火にかけないでください。開けたときに中身が吹き出したり、缶が破裂したりすることがあります。
電子レンジで温めるなら
電子レンジで温めたいときは、中身を別の耐熱容器に移します。缶ごと温めると、火花が散ったり、破裂したりするおそれがあります。


温めすぎると、突然、容器からコーヒーが吹き出すことがあります。過加熱による「突沸」という現象です。
UCC上島珈琲は、温めすぎたときは加熱後すぐに取り出さず、電子レンジの中で1〜2分程度おいてから取り出すと、突沸しにくくなるとしています。
中身を電気ケトルに移して温めるのも、やめておきましょう。ティファール(定番タイプ・温度調節タイプ)とタイガーは、電気ケトルで水以外のものを沸かさないよう案内しています。くわしくは、電気ケトルの掃除の記事にまとめています。
ペットボトル・紙容器のコーヒー
自販機のホットのペットボトルなら、温め直してもいいのかな?
サントリーは、ホット用でも、ペットボトルのまま直火・湯煎・電子レンジで温めることはできないとしています。
ペットボトルや紙容器のコーヒーを温めるときは、必ず中身を別の容器に移します(サントリー)。UCC上島珈琲も、ペットボトルのコーヒーは、別の耐熱容器に移して温めるよう案内しています。
サントリーのホット用のペットボトル商品のキャップがオレンジ色なのは、加温販売できるホット専用の商品だと、はっきり見分けるためです。同社の冷温兼用の製品には、オレンジ色を使っていません。
同社のホット用は、熱に耐えられる構造です。専用の加温器(ホットウォーマー)で温めて売るため、品質の劣化を防ぐ機能も持たせています。
容器ごとの温め方を、表にまとめました。
| 容器 | 温め方 |
|---|---|
| 缶 | 湯煎するなら必ず火を止めた鍋で、直火・電子レンジで缶ごと温めない(UCC上島珈琲・サントリー) |
| ペットボトル | ホット用でも、容器のまま直火・湯煎・電子レンジで温めない(サントリー) |
| 紙容器 | そのまま直火・電子レンジで温めない(サントリー) |
開けたあとの飲み残し
飲みきれなかったら、どうすればいいの?
開けたあとは、中身が空気にふれ、雑菌などが入る可能性があります。UCC上島珈琲が示す目安は、次のとおりです。
- 注ぎ口に直接口をつけて飲んだとき、キャップがない商品:開けたその日のうちに飲みきる
- キャップ付きの商品を、容器に直接口をつけずコップなどに移して飲んだとき:冷蔵庫でキャップをしっかり閉めて保存し、2〜3日を目安に、できるだけ早く飲む
キャップのない缶は、開けたその日のうちに飲みきってください。
温めたコーヒーを水筒に入れて持ち歩くときの注意(牛乳入りの注意も)は、水筒にコーヒーは入れていい?の記事にまとめています。
よくある質問
- ペットボトルのコーヒーは、温めると味が変わりますか?
-
UCC上島珈琲は、同社のペットボトルコーヒーはアイス向きの味なので、アイスをすすめています(温めると味が強く感じられる商品も)。サントリーは、ホット用を、基本はコールド用と同じ味わいにしつつ、ホットでよりおいしく飲めるよう仕上げています。









