この記事は2026年10月時点の情報です。
Claude(クロード)は、アメリカのAnthropic(アンソロピック)が開発したAIアシスタントです。文章を書く・直す、資料を読んで要約する、調べものをするといった作業を、話しかけるように頼めます。
- Claudeは無料プランで始められます。使う量や機能を増やしたいときに、有料プランを選びます。
- 個人向けの有料プランは、Pro(月払いで月20ドル)とMax(月100ドルから)です。料金のページの価格は税別です。
- ChatGPTと迷ったら、ふだんの作業を同じ頼み方で両方に試して選びましょう。
Claudeとは
Anthropicは、2023年3月にClaudeを発表しました。日本も、Claudeを使える国・地域に入っています。
Claudeは、次の場所で使えます。どこで使っても、使える量は同じ枠から数えられます。
- ブラウザ(claude.ai)
- パソコンのアプリ(Mac・Windows。Linuxはベータ版)
- スマホのアプリ(iPhone・Android)
Claudeには、性能や速さの違う複数のモデル(Opus・Sonnet・Haikuなど)があります。使えるモデルはプランによって違い、無料プランはSonnetとHaiku、OpusはProからです。
コーディングや知識作業で最も高性能なFableは、有料プランで条件つきで使えます(Proは別料金の使用クレジット、Maxは追加料金なしで週の上限の50%まで)。
開発者が自分のサービスにClaudeを組み込むときは、API(開発者向けの接続の仕組み)を使います。APIは使った量に応じた別の料金で、Proのプランには含まれません。
Claudeでできること
AIに頼めるとよく聞くけど、実際にはどんなことができるんだろう…
Anthropicは、発表のときから、Claudeの使い道として、要約、調べもの、創作や共同での執筆、質問への回答、プログラミングなどを挙げています。料金のページで、個人向けのどのプラン(無料を含む)でも使えるとされている主な機能は、次のとおりです。
| 機能 | できること |
|---|---|
| ウェブ検索 | 最新の情報をウェブで調べて答える |
| ファイル作成 | コードを実行して、ファイルを作る・直す |
| アーティファクト | 文書・図・小さなツールなどを、会話の横の画面に作る |
| メモリ | 前の会話の内容を覚えておく |
| コネクタ | 使っているアプリやツールとつなぐ |
アップロードした画像を見て、説明や分析をしてもらうこともできます。有料プランでは、開発者向けのClaude Codeなども使えます。
一方で、Claudeは、画像生成のツールのように写真やイラストを作ることはしません。図やグラフは、HTMLやSVG(図を描くためのコード)で作ります。
無料プランと有料プランの違い
Claudeのプランは、個人向けの無料・Pro・Maxと、組織向けのTeam・Enterpriseです。価格は料金のページとヘルプの表示(ドル)で、料金のページの価格は税別です。
| プラン | 料金と主な違い |
|---|---|
| 無料 | 0ドル。ふだんの質問に。モデルはSonnetとHaiku。プロジェクトは5つまで |
| Pro | 月払いで月20ドル、年払いで年200ドル。5時間あたりの使用量は無料の5倍以上。Opus・Claude Codeも使える |
| Max | 月100ドルか月200ドル。使用量はProの5倍か20倍 |
| Team | 2〜150人。スタンダードシートは1席月25ドル(年払いなら月20ドル)、その5倍の使用量のプレミアムシートは1席月125ドル(年払いなら月100ドル) |
| Enterprise | 席の料金(年払いで1席月20ドル、20席から)と、使った分の料金(APIと同じ単価) |
使える量には上限があり、5時間ごとに戻ります(有料プランは、週の上限もあります)。決まったメッセージの数はなく、会話の長さや複雑さ、選んだモデル、使う機能で変わり、ほかの上限がかかることもあります。
日本で申し込むときの金額・通貨・税(円で払えるか、税が価格に含まれるか)は、申し込みの画面で確かめましょう。月の料金は地域によって違い、現地の通貨で払えたり、税込みで表示されたりします。スマホのアプリから申し込むときの価格は、アプリストアで確かめられます(Maxは、ウェブと違う場合があります)。
プランは、次の順で考えると選びやすくなります。
- まずは無料プランで、ふだんの作業に使ってみる
- 上限に何度も当たる、またはOpusやClaude Codeを使いたいなら、Pro
- Proでも上限に当たるほど長く使うなら、Max(5倍か20倍)
- 会社やチームで使うなら、TeamかEnterprise
Claudeの始め方と使い方
使えるのは18歳以上です。登録は、次の順で進めます。
- ブラウザでclaude.aiを開くか、アプリを入れる
- Googleのアカウントか、メールアドレスで登録する(メールアドレスなら、届いたメールのリンクを開く)
- 携帯電話の番号を入れ、SMSで届く6桁のコードを入れる
- 入力欄に、頼みたいことを書いて送る
電話番号の確認は省けず、確認した番号はあとから変えられません。固定電話、IP電話、アプリで作った番号や、SMSを受け取れない番号は使えません。
頼むときは、目的・条件・ほしい形を具体的に書きましょう。たとえば、次のように頼みます。
「下の文章を、取引先に送る丁寧なメールに直して。3文以内で、日時は箇条書きにして」
ChatGPTとの違いと使い分け
どちらを使うか、迷いますよね。ChatGPTは、OpenAIのAIアシスタントです。使い分けは、次のように考えます。
- 写真やイラストを作りたいなら、画像を作れるChatGPTなど
- 文章や資料の作業なら、同じ頼み方で両方の無料プランを試し、答えの分かりやすさと直す手間で選ぶ
- 有料プランは、使う量と、使いたい機能で選ぶ
主な違いは、次のとおりです。
| サービス | 開発元と主な違い |
|---|---|
| Claude | Anthropic。無料プランあり。個人の有料プランはPro(月20ドル)、Max(月100ドルから)。画像生成ツールのような写真やイラストは作らない |
| ChatGPT | OpenAI。無料プランあり。個人の有料プランは低価格のGo、Plus(月20ドル)、Pro(月100ドルから)。画像は全プランで作れる(無料は量が限られる) |
ChatGPTの料金は、ChatGPTの料金のページで確かめられます。
使うときの注意
Claudeの答えには、間違いや誤解を招く内容が混じることがあります。大事な判断に使うときは、Claudeの答えだけを頼りにせず、元の資料や専門家に確かめましょう。ウェブ検索を使った答えは、示された出典も読みましょう。
無料・Pro・Maxでは、会話をClaudeの改善(モデルの学習)に使ってよいかを、設定の「プライバシー」にある「AIモデルの改善を支援する」で選べます(切り替え方の案内)。使ってよいとした場合、学習用のデータは、個人と結びつかない形で最長5年保存されることがあります。
シークレットチャットは、改善に使われません。安全性の確認の対象になった会話は、設定とは別に使われることがあります。評価ボタン(高評価・低評価)でフィードバックを送ると、その会話全体が最長5年保存されます。
チーム向けのTeamは、初期設定で、内容をモデルの学習に使いません。仕事で使うときは、勤務先のルールも確かめましょう。
よくある質問
- 日本語で使えますか?
-
使えます。ウェブとパソコンのアプリでは、画面の表示も日本語にできます。
- Proを年払いにすると、どれくらい安くなりますか?
-
月払い(月20ドル)を12か月続けると240ドル、年払いは200ドル(一括)なので、1年で40ドル安くなります(料金のページのドルの価格。どちらも税別)。


