水出しコーヒーの作り方|粉と水の量・置く時間・保存の目安

黒いテーブルに置いた、氷の入ったグラスのアイスコーヒー

家で水出しコーヒーを作ってみたいけれど、粉と水の量や、何時間置けばいいのかがわからない…ということはありませんか?

この記事では、お茶パックで作る手順と、量・時間・保存の目安をまとめました。メーカーによる作り方の違いも比べています。

この記事の要点
  • お茶パックに中挽きの粉を入れて水に漬け、冷蔵庫で4〜8時間置きます(キーコーヒー)。
  • 量は、キーコーヒーが粉40gに水500ml、味の素AGFがパック1個に粉約15g・水約250mlです。
  • 保存は冷蔵庫で。キーコーヒーは2日間(48時間)は香り高く飲めるとしていますが、東京都は、家庭で作った飲み物は短期間で飲みきるようすすめています。
目次

水出しコーヒーとは?急冷式との違い

水出しと、熱いコーヒーを氷で冷やすアイスコーヒーは、何が違うの?

水出しは、お湯ではなく水でコーヒーを抽出する方法で、「コールドブリュー」とも呼ばれます。熱いコーヒーを氷で冷やす「急冷式」との違いは、キーコーヒーの説明では次のとおりです。

水出しと急冷式の違いの図。水出し(コールドブリュー)。作り方:お湯ではなく水で、ゆっくり抽出。最低でも数時間(器具によっては一日)。味わい:クセや雑味が溶け出しにくく、すっきりとマイルドな味わい。手軽さ:急冷式より簡単な工程で作れ、お湯を使わなくていい。急冷式(ドリップ式)。作り方:いれたての熱いコーヒーに氷を加え、急速に冷やす。味わい:香り高さを保ちつつ、キレのある味わい。手軽さ:水出しより短時間で抽出でき、飲みたいときにすぐ作れる

まろやかでやわらかい味わいが好きなら水出し、きりっとした苦みが好きなら急冷式が向いています。急冷式で作るときの量は、コーヒー粉の量とお湯の量の記事にまとめています。

浸漬式と滴下式

HARIOは、水出しのいれ方を、粉を水につけておく「浸漬式」と、水を少しずつ落とす「滴下式」(ダッチコーヒーとも)に分けて紹介しています。

方式HARIOの説明
浸漬式粉を水につけて抽出、8時間程度、すっきりとした甘味
滴下式ウォータードリッパーで水をポタポタ落として抽出、1〜3時間程度、コクのある甘味

かかる時間は、方式や器具によって違います。この記事では、特別な器具がなくてもできる、パックを水に漬ける作り方を紹介します。

お茶パックで作る手順

水出しコーヒーは、コーヒーの粉をお茶パックに入れて作ることもできます。専用のバッグを買わなくても試せるのは、うれしいですよね。

キーコーヒーの作り方を、手順にまとめました。ポットは、フタ付きで、パックと氷が入る広口のものを使います。

お茶パックで作る手順の図。1、粉をお茶パックに入れる。中挽きの粉40gを入れる。二重にすると、粉が漏れにくい。2、水をゆっくり注ぐ。パックをポットに入れ、常温の水500mlを全体に染み込ませるように注ぐ。3、浮いてきたら沈める。スプーンで沈め、粉全体に水を染み込ませる。空気の泡が出なくなれば、浸透した合図。4、フタをして冷蔵庫へ。冷蔵庫で4〜8時間おく。5、絞らずに取り出す。滴ることがあるので、お皿があると便利

UCC上島珈琲は、コーヒーバッグで作るときに、はじめに少量の水を注いでバッグ全体を浸してから、残りの水を注ぐ手順にしています。注ぐ水は、キーコーヒーとUCC上島珈琲のどちらも常温です。

粉と水の量・置く時間の目安

資料量と時間の目安
キーコーヒー中挽きの粉40g、常温の水500ml(できあがり420ml)、冷蔵庫で4〜8時間
味の素AGFパック1個に粉約15g、水約250ml、冷蔵庫で4〜8時間ほど
UCC上島珈琲コーヒーバッグを使う。おすすめの水量はパッケージを確認。4〜8時間でできあがり。
HARIO(浸漬式)粉は深煎りの中細挽きがおすすめ。水は製品の目盛まで。冷蔵庫で8時間ほど。

量と時間の目安は、会社によって少しずつ違います。

粉と水は、どれくらいの割合にすればいいのかな…

粉1gあたりの水にすると、キーコーヒーは12.5ml、味の素AGFは約17mlで、キーコーヒーのほうが粉の割合が多めです。

時間を調整するときの注意

抽出時間については、次の点も押さえておきましょう。

  • キーコーヒー:商品によって異なるので、商品の説明を見る
  • 味の素AGF:好みでつけ置き時間を調整する。冷水だと、抽出時間が長くなることがある

粉の挽き目

挽き目は、資料ごとに次のとおりです。

  • キーコーヒー:中挽き
  • HARIO(浸漬式):中細挽き
  • 全日本コーヒー協会:器具の「ウォータードリップ(水出しコーヒー)」には細挽き

粒の大きさは、コーヒー用語集の図で比べられます。

木のテーブルに置いた、木のふたとストローつきのガラスの容器に入ったアイスコーヒー

保存の目安と飲み方

東京都は、水出しの麦茶についての食品安全FAQで、家庭で作った飲み物をどのくらい保存できるかは定められていないとしています。

そのうえで、家庭で飲み物を作るときは手や容器をよく洗い、作ったあとは必ず冷蔵庫で保存して、容器に口をつけずにコップなどに注ぎ、短期間で飲みきるようすすめています。

多めに作ったら、何日くらいおいしく飲めるのかな…

キーコーヒーは、冷蔵庫で保存すれば2日間(48時間)は香り高く飲めるとして、香りが逃げないよう、きっちりフタができる容器をすすめています。

そのままアイスコーヒーとして飲むほか、牛乳を入れてアイスカフェオレにしても楽しめます。

木のテーブルに置いた、目盛りつきのガラスのピッチャーに入ったコーヒー

よくある質問

水1Lで作るなら、粉は何gですか?

キーコーヒーの割合(粉40gに水500ml)なら粉80g、味の素AGFの割合(パック1個に粉約15g・水約250ml)なら、パック4個で粉約60gです。

夜に作れば、朝には飲めますか?

UCC上島珈琲とHARIO(浸漬式)は、夜に作って冷蔵庫に入れておけば、朝にはできあがるとしています。

使い終わった粉は、どうすればいいですか?

乾かして消臭剤などに使う方法を、コーヒーかすの使い道の記事にまとめています。

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