コーヒーのカロリー|ブラック1杯は何kcal?砂糖・ミルク入りも比較

青い背景の上に置いた、ミルク入りのコーヒーのマグカップと角砂糖を上から見た写真

コーヒーは「ほとんどカロリーがない」と聞きますが、砂糖やミルクを入れると、どれくらい増えるのか気になりますよね。

この記事では、文部科学省の日本食品標準成分表(八訂 増補2023年)の値から、ブラックのコーヒー、砂糖やミルクを入れたとき、缶コーヒーなどのカロリーを計算しました。

この記事の要点
  • 成分表では、ブラックコーヒー(浸出液)は100gあたり4kcalで、1杯150gなら約6kcalです。
  • 砂糖やミルクを入れると、その分が増えます(例:成分表の上白糖3gで約12kcal、普通牛乳30gで約18kcal)。
  • 成分表のコーヒー飲料(乳成分入り・加糖)は100gあたり38kcalで、185gの缶なら約70kcalです。
目次

ブラックコーヒー1杯のカロリー

日本食品標準成分表の淹れたコーヒー(浸出液)は、粉10gに熱湯150mLで淹れたときの値です。1杯を150gとすると、計算上は約6kcalです。

ブラックコーヒーは、ほとんどが水分です。成分表の100gあたりの成分は、次のとおりです。

成分100gあたり
エネルギー4kcal
水分98.6g
たんぱく質0.2g
脂質Tr(微量)
炭水化物0.7g

カフェインの量は、コーヒーのカフェイン量の記事にまとめています。

木の台の上に置いた、白いカップと受け皿のブラックコーヒーを上から見た写真

砂糖・ミルクを入れたときのカロリー

砂糖とミルクを入れると、どれくらい増えるの?

増えるのは、入れたものの分です。砂糖3g、牛乳30gなどを例に計算すると、次のとおりです。

入れるもののカロリー(計算の例)の図。砂糖(上白糖)3g:約12kcal。牛乳(普通牛乳)30g:約18kcal。コーヒーホワイトナー(液状・植物性脂肪)5g:約12kcal。コーヒーホワイトナー(液状・乳脂肪)5g:約10kcal。コーヒーホワイトナー(粉末状・植物性脂肪)3g:約16kcal。食品の標準的な成分の値から計算

計算に使った成分表の100gあたりのエネルギーは、次のとおりです。コーヒーに入れるクリームは、成分表では「コーヒーホワイトナー」という項目です。

成分表の項目100gあたり
上白糖391kcal
普通牛乳61kcal
コーヒーホワイトナー(液状・植物性脂肪)244kcal
コーヒーホワイトナー(液状・乳脂肪)205kcal
コーヒーホワイトナー(粉末状・植物性脂肪)542kcal

砂糖は1gで約4kcalなので、量がわかれば計算できます。商品によって量や成分は違うので、栄養成分表示があれば、その値を使いましょう。

カフェオレ・インスタント・缶コーヒーのカロリー

缶コーヒーって、そんなにカロリーが高いのかな…

成分表の値を使って、1杯・1本あたりを計算すると、次のとおりです。

1杯・1本あたりのカロリー(計算の例)の図。ブラックコーヒー(150g):約6kcal。インスタントコーヒー(粉2g):約6kcal。ブラック150g+砂糖3g+牛乳30g:約36kcal。カフェオレ(コーヒー100g+牛乳100g):約65kcal。コーヒー飲料(乳成分入り・加糖)185g:約70kcal。食品の標準的な成分の値から計算(コーヒーは浸出液、砂糖は上白糖、牛乳は普通牛乳)

インスタントコーヒー

成分表では、粉は100gあたり287kcalですが、1杯に使うのは2gほどなので、約6kcalです(インスタントコーヒーの量)。お湯の分はカロリーがありません。

カフェオレ

コーヒーと牛乳を100gずつにすると約65kcalで、ほとんどが牛乳の分です。

調製豆乳も100gあたり61kcalなので、調製豆乳で作っても計算上は同じです。成分表の「豆乳」(調製豆乳とは別の項目、100gあたり43kcal)なら約47kcalです。

缶コーヒー

成分表の「コーヒー飲料(乳成分入り・加糖)」は100gあたり38kcalで、淹れたコーヒー(4kcal)の9倍以上です。185gの缶なら約70kcalです。

缶コーヒーは、商品によって砂糖やミルクの量が違います。飲む前に、缶の栄養成分表示を見てみてください。

「カロリーゼロ」「無糖」と表示できる基準

パッケージの「カロリーゼロ」や「無糖」には、決まりがあるのかな…

飲み物100mLあたりで、「カロリーゼロ」は5kcal未満、「無糖」は糖類0.5g未満が基準です。食品表示基準では、熱量や糖類を「含まない」「低い」と表示するための基準を、次のように定めています。

表示飲み物100mLあたり
熱量を含まない(無・ゼロ・ノンなど)5kcal未満
熱量が低い(低・ひかえめ・少・ライトなど)20kcal以下
糖類を含まない(無糖・ノンシュガーなど)0.5g未満
糖類が低い2.5g以下

100gをほぼ100mLとみて比べると、次のようになります。

  • 淹れたコーヒー(100gあたり4kcal):「熱量を含まない」の基準を下回る
  • 成分表のコーヒー飲料(乳成分入り・加糖、100gあたり38kcal):「熱量が低い」の基準(20kcal)も超える

なお、「砂糖不使用」「糖類無添加」は、糖類を加えていないことを表す別の決まりの表示で、「無糖」のような「含まない」の表示とは区別されています。

よくある質問

砂糖とミルクを入れて1日3杯飲むと、何kcalですか?

ブラック150gに砂糖3gと牛乳30gを入れた1杯は、計算上約36kcalなので、3杯で約108kcalです。

ミルクを低脂肪乳や豆乳にすると、どれくらい変わりますか?

30gで比べると、普通牛乳は約18kcal、低脂肪乳(加工乳)は約13kcal、調製豆乳は約18kcal、成分表の「豆乳」は約13kcalです(成分表の100gあたり61kcal・42kcal・61kcal・43kcalから計算)。

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