コーヒー粉の量とお湯の量|ハンドドリップで1杯何g?2杯・3杯分の目安

ペーパーフィルターをセットしたドリッパーの中で、お湯を含んだコーヒー粉がふくらんでいる様子を上から見たところ

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コーヒーを淹れるとき、「1杯分って、粉は何gだっけ?」と迷うことはありませんか。2杯分・3杯分になると、なおさら分かりにくいですよね。

この記事では、コーヒー会社と業界団体の目安を比べて、ハンドドリップ(ペーパードリップ)で淹れるときの粉とお湯の量を、杯数ごとにまとめました。

ドリップバッグのお湯の量はドリップバッグの淹れ方、フレンチプレスの粉とお湯の量はフレンチプレスの淹れ方で比べています。

この記事の要点
  • 国内メーカー2社の1杯分の目安は、粉10〜12gほどです。
  • 杯数を増やすときは、粉を杯数分より少し控えめにする目安もあります。
  • お湯は、沸騰が落ち着いた92〜96℃くらいが適温です。
目次

1杯分の粉とお湯の量

いつもメジャースプーン1杯にしてるけど、それで合ってるのかな…

コーヒーのメジャースプーンは、すりきり1杯で約10gのものが一般的ですが、スプーンによって差があります。目安の量を、メーカーと業界団体で比べてみましょう。

資料1杯分の目安
UCC上島珈琲粉10〜12g(中細挽き)、お湯160mL程度(注ぐ量)
キーコーヒー粉10g、お湯140cc、できあがり120cc
全日本コーヒー協会(基本原則のページ)粉約10g(中細挽き)、粉12〜13g(中挽き)

表の全日本コーヒー協会「基本原則」のページは、ペーパードリップの1杯分として、中細挽きと中挽きの両方を挙げています。キーコーヒーの目安では、注ぐお湯より、できあがりの量が少なくなる点にも注意しましょう。

キーコーヒーの換算では、粉約10gはティースプーン山盛り3杯か、大さじすりきり2〜2.5杯です。メジャースプーンがないときの目安になります。

器具ごとの挽き目と1杯分の量は、コーヒー用語集の挽き目の表にもまとめています。

粉とお湯の比率で見ると

キーコーヒーの目安は、粉10gにお湯140ccなので、粉1gあたりお湯14ccです。マグカップなど、量を変えて淹れるときの計算の例は、よくある質問にまとめています。

2杯・3杯分の早見表

杯数UCC上島珈琲キーコーヒー
1杯粉10〜12g粉10g、お湯140cc、できあがり120cc
2杯粉20g前後―
3杯粉25〜30g前後粉30g、お湯420cc、できあがり360cc
4杯粉35〜40g前後―
5杯―粉50g、お湯700cc、できあがり600cc

1杯の量は、UCC上島珈琲は注ぐお湯が160mL程度、キーコーヒーはできあがり120cc(注ぐお湯140cc)が基準です。

2杯分なら、粉もそのまま2倍にすればいいの?

キーコーヒーの目安は杯数に比例して増える一方、UCC上島珈琲の目安は2杯分以上になると1杯あたり約8〜10gで、1杯分だけのときより少なめです。例えばUCC上島珈琲の4杯分は35〜40g前後で、1杯分を4倍した量(40〜48g)を超えません。

ケトルの細い注ぎ口から、白い陶器のドリッパーにお湯を注いでいる写真。ドリッパーはガラスのサーバーの上に置かれている

前もって粉を多めに挽いておいたときは、早めに使い切りましょう。保存のしかたは、コーヒー豆・粉の保存方法にまとめています。

お湯の温度と時間

お湯の温度は、沸騰したお湯が落ち着いたくらいの92〜96℃が適温です(UCC上島珈琲)。全日本コーヒー協会も、沸騰後に湯面のぐらぐらが静まった95℃前後を適温としています。

時間は、ハンドドリップなら、お湯を注いでからできあがりまで約3分が目安です(キーコーヒー)。抽出時間が短いと酸っぱく薄い味に、長いと苦くえぐい味になります。

ハンドドリップの流れ。1、お湯は92〜96℃。沸騰したお湯が、落ち着いたくらい。2、少量を注いで約20秒蒸らす。少量のお湯を注いで、粉の中のガスを出す。3、数回に分けて注ぐ。中心から、小さく円を描くように。4、約3分でできあがり。お湯を注いでから、できあがりまでの目安。

蒸らしは何秒か、注ぎ方のコツは、ハンドドリップの淹れ方にまとめています。

アイスコーヒーの量

アイスコーヒーも、同じ量で淹れていいのかな…

ハンドドリップのアイスコーヒーは、淹れたコーヒーを氷で急冷して作ります。粉を多め・お湯を少なめにして、濃いめに淹れるのがポイントです。

資料1杯分の目安
UCC上島珈琲粉12〜15g程度(中細挽き)、お湯140mL程度、氷は多めに
キーコーヒー粉15g、お湯120cc(抽出は90cc)、氷60g(できあがり150cc)

キーコーヒーは、ホット用に多い中煎りの豆でアイスコーヒーを作ると、味が薄く酸味を感じやすいとして、深煎りの豆をすすめています。

木のベンチに置いた、氷の入ったグラスのアイスコーヒー

薄い・濃いと感じたら

いつもの淹れ方で薄い・濃いと感じたら、原因を一つずつ見直してみましょう。キーコーヒーのQ&Aでは、ハンドドリップで薄く・濃くなる原因として、次のようなものを挙げています。

薄い・濃いときの原因の例。薄いとき:粉が少ない・お湯が多い。蒸らしが足りない。挽き目が粗い。抽出時間が短い。お湯の温度が低い。器具やカップが冷めている。濃いとき:粉が多い・お湯が少ない。挽き目が細かい。抽出時間が長い。お湯の温度が高すぎる。淹れたあと時間がたち、水分が蒸発した。

量を見直すときは、1杯分の粉とお湯の量の表で、同じ資料(UCC上島珈琲かキーコーヒー)の粉とお湯の組み合わせにそろえてみてくださいね。

よくある質問

マグカップ1杯(250mL)分を淹れるなら、粉は何gですか?

キーコーヒーの目安(できあがり120ccに粉10g)で計算すると、できあがり250mLには粉約21g(10g×250÷120)です。注ぐお湯は約290mL(140cc×250÷120)になります。

コーヒーメーカーでも、同じ量でいいですか?

コーヒーメーカーは、機種ごとの説明書の目安に従うのが確実です。

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